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お太鼓の前結びと後ろ結び、難易度はどちらも変わりませんよ というお話

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nagoya-obiembroidery design/TAIKO MATSUO#着物 #きもの #kimono #fashion #japan

 

袷(あわせ/裏地を付けた着物)のシーズン突入ですね、お太鼓は後ろで結ぶ派のいけやえりです、こんにちは。

女性用の帯は大きく分けると半幅帯・名古屋帯袋帯の3種類あります。このうちお太鼓結びにするのは名古屋帯袋帯でそれぞれ一重太鼓、二重太鼓という結び方をします。男性の着物の着方は簡単で一日でマスターできるのですが、女性は着物では衣紋を抜くのとお端折りでつまずき、帯では何通りもある帯結び、特にお太鼓結びでつまずきます。着物を着るハードルを上げている要因のひとつです。

はじめての場合、本やYouTubeを見てもわけがわかりません。お太鼓結びは間違いなく人に教えてもらった方が早く習得できます。

 

そこで悩むのが前で結ぶのか後ろで結ぶのか(どちらで習うか)、です。

 

一般的に着付け教室では後ろで結ぶ方法を教えているところが多いですが、最近は前結びもちょっとしたブームです。はじめて覚える人にとっては簡単で覚えやすいのはどっちなのか気になるところだと思います。結論から言ってしまうと、どっちでも慣れれば同じです。

確かにお太鼓を後ろで結ぶには訓練が入ります。背中で作業するわけですからね、目視できないので難しいに決まってます。それで「前で結べば目で確認できるから簡単ですよ♪」という甘い囁きが気になるのも当然です。初めて習う方に両方同時に教えたら前結びが簡単に感じると思います。ですがちょっと待ってください。先に言った通り“どっちでも慣れれば同じ”です。

誰も教えてくれないのが前結びのデメリットです(ネットで調べてもあまり言及されていないようです)。まず前結びの場合工数が増えます。前で作るので後ろに帯を回す工程、後ろに回した後もう一度帯枕の紐(ガーゼ)と帯締めを結び直す工程です。なのでお太鼓部分を作る工程が前結びの方が簡単に思えてもこの2工程で後ろ結びより余計に時間がかかります。慣れてさえしまえば後ろ結びの方が速く結べるはずなのです。後ろに回す工程を考えるとバストの大きな方も不向きな気がします。これはちょっと自分で確認できないんですけどね(苦笑)。

 

というわけで、お太鼓結びは先入観のないうちに後ろで結べた方が良さそうです。